STEP4: Hello, REST API!

このステップでは、MeteorでREST APIを提供する方法を学びます。

4.1 nimble:restivus Meteorパッケージ

それではMeteorでREST APIの機能を提供する、nimble:restivusパッケージを使って、REST APIを実装していきましょう。

Meteorプロジェクトディレクトリ内で以下のコマンドを実行します。

$ meteor add nimble:restivus

REST APIの設定を記述するファイルを作成します。

$ touch imports/api/rest.js

続いて、ソースコードを修正していきます。

imports/api/rest.js

import { Restivus } from 'meteor/nimble:restivus';

export const Api = new Restivus({
  prettyJson: true,
});

Api.addRoute('hello', { 
  get: { 
    action: function() { 
      return { 
        status: 'success', 
        data: { 
          message: 'Hello, REST API!', 
        }, 
      }; 
    }, 
  },
});

export default Api;

server/main.js

import { Meteor } from 'meteor/meteor';
import Bookmarks from '../imports/api/bookmarks/bookmarks';

import '../imports/api/rest'; // 追加

Meteor.startup(() => {
  // ...
}

ソースコードを保存したら、別のターミナルウィンドウを開いて以下のコマンドを実行します。

$ curl http://localhost:3000/api/hello

正しく設定できている場合は、以下のJSONレスポンスが返ってきます。

{ 
  "status": "success", 
  "data": { 
    "message": "Hello, REST API!" 
  }
}

NOTE: Webブラウザで http://localhost:3000/api/hello にアクセスしても同様の結果がえられます。

ここまでのコード: https://github.com/j-hack/meteor-rest-app/tree/step4.1

レスポンスを確認したら、次のステップに進みましょう。